こんにちは、ディレクトです。
家や店舗の「外観」は、建築デザインにとって重要です。
建物を訪れて最初に見るのが外観なので、そのデザインが第一印象を決めるといっても過言ではありません。
だから、外観デザイン、特にファサードデザイン(外観正面)は、設計者も並々ならぬ想いを込めて作っています。
【作り込まずに、シンプルに。】
長く愛されるデザインには、シンプルで暮らしに馴染むものが多いように、建築デザインもシンプルでその環境に馴染み、住まう家族が暮らしやすいものがよいと考えています。
正面には窓を配置しないシンプルさ、建てものに馴染むように配置したシンボルツリーや建物に被らないようデザインした駐車場設計など…。
北陸の家は、雪対策を考えて設計しなければならない難しさもありますが、せっかくの建物のデザインを崩さないよう、ご予算に合わせながらご提案をしています。
決して作り込んだ凝ったデザインにはしませんが、そこには精細に考えられた想いが込められています。
そんなところにも注目して、私たちの外観デザインを見ていただけると嬉しいです。
こんにちは、ディレクトです。
今日は、河北郡内灘町の海からほど近い住宅地に立つ「O HOUSE」をご紹介します。
これまでお住まいだった家を建て替え、白いスクエアデザインのお住まいを建築させていただきました。
ご夫婦が新しいお住まいで強く希望されたのが、
「立地を生かした海の見える部屋」と「光が注ぐ明るいLDK」でした。
当時お住まいだった家は、日中でも日光が入らず暗い印象だったそうです。
さまざまなお話しを伺い、実際に現地へ足を運んで感じたのは、海、風、風景といった周辺の自然環境のすばらしさ。
せっかくのこの土地の魅力を生かし、自然と共に心豊かに暮らせる家づくりが始まりました。
まず、お住まいの中心であるLDKは、開放感が気持ちいい吹き抜けを採用しました。
床から天井まである大きな窓は、豊かな採光を室内へと呼び込み、明るく広がりのある空間を演出してくれます。
階段は、光を遮らないスケルトン階段にして、室内全体を軽やかで抜け感のある印象に。
階段下にも光を落としてくれるので、お気に入りの椅子に座って、ゆっくりと自分だけの空間を楽しむこともできます。
前面道路は交通量も多いため、1階には塀を、2階には格子を設けて、明るさや景色は取り込みながらプライバシーを守る工夫もしています。
LDKから続く空間には、芝生を敷いた中庭をお造りして、飼っていらっしゃる愛犬を思う存分遊ばせたり、ご家族がアウトドアを楽しんだりするスペースに。
海が見える部屋は、2階にあるご主人の書斎で計画しました。
「くつろぎを与えてくれる場所」をイメージして、よりワイドな景色が楽しめる大きな窓をデザインしました。
作業中にふと顔を上げると、目の前に雄大な内灘の海が広がる贅沢なひと時を楽しめます。
刻一刻と変わる美しい景色は、いつまでも飽きることなく眺められ、日常に癒しをもたらしてくれます。
この立地だからこそ、ご提案することができたプランだと思います。
どんな土地も、そこにしかない魅力に気が付き「暮らしを設計」することで、ご家族に豊かさをもたらしてくれるのではないでしょうか。
「自然と寄り添う家」のWORKSはこちら▼
こんにちは、ディレクトです。
先日、1年目の定期検査で、お施主さまの家を尋ねました。
お引き渡しの時とは違って、ご家族の生活の温かみが感じられて家がさらに魅力的に感じられました。
1年点検では、壁紙やクロスに隙間やヨレがないか、扉の反りや歪みがないかを調べたり、フルハイドア(床から天井までのドア)の調整をしたりします。
寒暖差によって木が反り、壁や扉などのヨレや歪みなどが出てくる場合があります。
それは自然となってしまうものなので、仕方ありません。
このような自然に起きてしまうものに関しては、無償で補償できる場合もありますのでご相談ください。
定期検査でお伺いすると、久しぶりにお施主さまとゆっくりお話しできるのも、とても楽しいひとときです。
新しい家でどんな風に生活をされているのか、居心地はどうかなど、話は尽きません。
棚を増設したい、照明を付けたいなど、暮らし始めてから「もっとこうしたい」といった要望もでてきます。
定期検査では、そのようなお声や要望も伺い、いつでも対応しています。
もちろん、1年目だけでなく2年、3年、5年過ぎても、ご連絡いただければお伺いしています。
内容によっては無償で保証もしていますので、お施主さまとは、お引き渡しが終わってからもずっと長いお付き合いです。
ディレクトでは、美容室、飲食店、ショップ、接骨院、事務所などの店舗設計、店舗併用住宅の設計も行っていますので、スタッフがお店へひょっこり遊びに行くこともあります。
そんなお施主さまとの長く良い関係が、家づくりの楽しさでもあります。
こんにちは、ディレクトです。
先日、お施主さまのご厚意で、上質で落ち着いた雰囲気のお住まいで内見会をさせていただきました。
「ホテルのような落ち着いた空間が心地いいですね」
そうおっしゃるお客さまもいらっしゃいました。
弊社がデザイン・プランニングする家は、ご家族が「心地よく暮らせる住まい」です。
ゆっくりとくつろげる空間、自然光が豊かに注ぐLDK、インテリアにこだわった住まいなど、心地よく感じるポイントは、ご家族それぞれ違います。
ですから、お客さまのご希望をじっくりと聞いた上で、プランを考えます。
この時に思うのは、ご要望を叶えながら、いかにディレクトらしいデザイン・インテリアコーディネートのご提案をするかということです。
店舗設計も手掛ける私たちだからこその家づくりとは?
それが、今回のようなホテルライクなインテリアだったり、住宅っぽくない空間設計だったりするのです。
キッチン収納を扉まで壁のように見せるデザイン。
お庭を眺められる造作風呂の設計。
他にも、デザイン照明(ペンダントライト)や住宅ではあまり使わない集光型(ピンスポット)ダウンライトを使い、灯りの陰影で落ち着いた雰囲気を演出したり。
これらは、どれも一般住宅というより、ホテルや店舗のような商業建築でみられるデザインです。
旅行に行ったときのちょっと非日常な空間、ホテルライクなくつろげる空間が、居心地よく感じられることはよくあります。
そんな落ち着いた雰囲気を住空間に取り入れれば、それもまたあなたにとっての心地よい住まいなのだと思います。
こんにちは、ディレクトです。
雪や雨、風などから車を守る「ガレージ」は、北陸の家には欠かせないもの。
ガレージにもさまざまなタイプがありますが、建物と一体となった「ビルトインガレージ」ならば、全体の雰囲気やデザインに統一感が生まれます。
今日は、これまでに建築させていただいた「ガレージ事例」を集めてみました。
【I house】
外観と同じく、白でまとめたビルトインガレージ。
シンプルなデザインですが、車の出入りがしやすいよう広めの空間に。
【H house】
愛車とバイクが映えるクールなデザインのガレージ。
自動車2台分+バイクが入る広い空間です。
玄関や廊下とつながる扉にはクリアガラスを採用して、外から車を眺められるギャラリーのような雰囲気に。
車やバイクのメンテナンスができるよう、床は油などの汚れに強く、耐久性も高いカラクリート仕上げにし、シンクや収納も備えました。
【N house】
ガレージの照明を、外構の照明と同じく白壁に映える暖色系に。
昼間は白でまとめたスタイリッシュな印象ですが、夜は落ち着きのある雰囲気を演出してくれます。
【G house】
シャッターなしのオープンなガレージ。
ブラックで統一してスタイリッシュな印象に。
【K house】
モノトーンでまとめたガレージ。
庭からの採光や広めの開口のおかげで明るさも感じられます。
シンクや大きめの収納も備えて、車のメンテナンスや趣味部屋としても使える広々空間に。
ガレージのように必要不可欠なスペースこそ、こだわりを持って造ってみてはどうでしょうか。
ご紹介した家の内観やその他の施工事例は、ホームページ内の「WORKS」にてご紹介しています。