COLUMN

CATEGORY :「建築エピソード」に関連する記事一覧

設計士が魅了される建築 【ミュゼふくおかカメラ館】

こんにちは、ディレクトです。

世界には、多くの人を引き付けてやまない「名建築」が存在します。

それらは、案外身近な場所にも。

今回ご紹介する【ミュゼふくおかカメラ館】は、富山県高岡市にあるカメラと写真・映像文化の魅力を伝える美術館です。

日本を代表する建築家・安藤忠雄さんが設計されました。

印象的な外観は、無機質なコンクリートと曲線を組み合わせた独特な雰囲気に包まれています。

内部も全てコンクリート打ち放しで無機質な空間ですが、柔らかい光の取り入れ方とその光によってできる影に、安藤忠雄さんらしい建築デザインを感じます

開放的な館内は、スロープも展示経路として計画されています

2階から階下へ降りる時も鑑賞を中断することなくスムーズに進めて、「移動=鑑賞」というムダのない動線が素晴らしいです。

じっくりと作品の世界に浸ることができます。

美術館としては小規模建築になりますが、「デザイン」と「ムダのない展示動線」によって、こんなにも見応えのある建物になるのだということを体感し、住宅設計でも活かしたいと考えるようになりました。

すばらしい建築に出会うと、心の琴線に触れるような体験が、自分の設計や考え方にも良い影響をもたらしてくれます。

みなさんもこの身近にある名建築を、ぜひ一度体験しに出かけてみてください。

*画像引用元:「ミュゼふくおかカメラ館Facebook」より

設計士が魅了される建築 【バルセロナ・パビリオン】

こんにちは、ディレクトです。

世界の名建築」は、建築の知識がある人もない人でも、多くの人を引き付ける不思議な魅力があります。

このような素晴らしい建築と出会うと、深い感銘を受け、自分の設計や考え方も影響を与えられることも少なくありません。

今回ご紹介する【バルセロナ・パビリオン】もその一つです。

バルセロナ・パビリオンは、博覧会のための施設として、1929 年に建築家ミース・ファン・デル・ローエによって設計された施設です。

ミース・ファン・デル・ローエは、モダニズム建築の三大巨匠の一人と言われるドイツ人建築家です。

この建築のすばらしい点は、シンプルな直線の配置の中に込められた「魅力ある空間構成」です。

パビリオンの主要部分は、水平に長く伸びる薄い屋根を「8本の十字形断面の鉄柱」が支える構造で、そこから独立して「石」や「ガラス」の壁が自由に配置されることで、内部・外部の境を意識させない流動的な空間を作っています。

この建物で印象的に使われているのが、オニキス緑色テニアン大理石トラバーチンといった高価な石材。

トラバーチンの基壇(建物を支える石や土の壇)」をのぼると、目の前に美しい水面が広がります。

中心付近にある赤い「オニキスの壁」は、建物内で最も特徴的で目を惹きます。

また、奥のガラスの先には三方が「テニアン大理石の壁」に囲まれた水面があり、彫刻家ゲオルク・コルベによる裸婦像が置かれています。

極限まで無駄をなくし、細部までこだわった空間には、柔らかな光や風が呼び込まれる居心地の良さがあります。

この建物と出会い、それからの自分の設計にとても影響をもたらしたことは言うまでもありません。

*全ての画像引用元:miesbcn.com/the-pavilion/

設計士が魅了される建築 【豊島美術館】

こんにちは、ディレクトです。

世界には数多くの建物が存在し、その中には、多くの人々を惹き付けてやまない「名建築」と言われるものがあります。

私たち設計士は、自分で設計するだけでなく、それらを見て歩くことも好きです。

素晴らしい建物を目の前にすると、言葉にできない感動に心が震えます。

そして、自分の設計や考え方に良い影響を与えることも少なくありません。

今回ご紹介する【豊島(てしま)美術館】もその一つです。

(引用元:benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

豊島美術館は、香川県の瀬戸内海にある小さな島「豊島」にある美術館です。

美しい棚田が広がる高台にあり、目の前に穏やかな瀬戸内海を望むことができます。

「美術館」ではありますが、普通の美術館とは違って展示されている物はなく、建築自体が作品となっています

設計は、建築家の西沢立衛さん

建築家・妹島和世さんと共同設計した「21世紀美術館」でも知られる建築家です。

豊島美術館にあるのは、白い大きなカーブに2つの穴が開いた洞窟のような「母型」。

この中では、地面の至る所から湧き出るように水滴がこぼれていくインスタレーションがあるのみ。

耳を澄ますと、開口部から鳥の声や木々の擦れる音などが聞こえてきます。

水滴の不規則な動きや天候、時間によって見え方が変わるのが面白く、静かに空間に身を置いて自然との融合を感じていると、いつの間にか時間が経ってしまっている不思議な建築です

自分自身と自然の環境、建物が一体となり、他にはない空間体験が味わえます。

住まいの定期検査

こんにちは、ディレクトです。

先日、1年目の定期検査で、お施主さまの家を尋ねました。

お引き渡しの時とは違って、ご家族の生活の温かみが感じられて家がさらに魅力的に感じられました。

1年点検では、壁紙やクロスに隙間やヨレがないか扉の反りや歪みがないかを調べたり、フルハイドア(床から天井までのドア)の調整をしたりします。

寒暖差によって木が反り、壁や扉などのヨレや歪みなどが出てくる場合があります。

それは自然となってしまうものなので、仕方ありません。

このような自然に起きてしまうものに関しては、無償で補償できる場合もありますのでご相談ください。

定期検査でお伺いすると、久しぶりにお施主さまとゆっくりお話しできるのも、とても楽しいひとときです。

新しい家でどんな風に生活をされているのか、居心地はどうかなど、話は尽きません。

棚を増設したい、照明を付けたいなど、暮らし始めてから「もっとこうしたい」といった要望もでてきます。

定期検査では、そのようなお声要望も伺い、いつでも対応しています

もちろん、1年目だけでなく2年、3年、5年過ぎても、ご連絡いただければお伺いしています。

内容によっては無償で保証もしていますので、お施主さまとは、お引き渡しが終わってからもずっと長いお付き合いです。

ディレクトでは、美容室、飲食店、ショップ、接骨院、事務所などの店舗設計、店舗併用住宅の設計も行っていますので、スタッフがお店へひょっこり遊びに行くこともあります。

そんなお施主さまとの長く良い関係が、家づくりの楽しさでもあります。

ライフスタイルを楽しむ家

こんにちは、ディレクトです。

今日は、玄関アプローチの格子が印象的な「H HOUSE」をご紹介します。

こちらのお住まいの特徴は、「大きなインナーガレージ」と「2階LDK」。

家での暮らしが楽しくなる、設計・デザインをご提案しました。

インナーガレージは、自動車2台分+バイクが入る広々空間

ご主人と何度も話し合い、愛車とバイクが映えるようなクールなデザインにしました。

車やバイクのメンテナンスができるよう、床は油などの汚れに強く、耐久性も高いカラクリート仕上げ

シンクや収納も備えました。

2階LDKには、大きな窓からたっぷりの自然光が入ります。

リビングからフラットに続くバルコニーは、開放感があり、明るく伸びやかな空間となりました。

お施主さまから、外からの視線が気にならないようにしてほしいとの要望があり、設計にひと工夫。

バルコニーを壁と格子で囲うことで、外部からの視界を遮ったプライベート空間をご提案しました。

これにより、昼間はLDKのカーテンを常に開けて過ごすことができます。

LDKは、内装にもこだわり、ご家族が心地よいと思える空間をお造りしました。

床や家具は、落ち着いた色のウォルナットで統一

リビングの壁の一部は、グレーの左官仕上げにしてアクセントをつけています。

味のある素材感や、反射される光によって浮かび上がる豊かな表情を楽しむこともできます。

そして、キッチンは、マットブラックの特殊セラミック素材でできた海外製を。

上品な質感のブラックは、ほどよい重厚感を与えてくれます。

ご自宅での時間を存分に楽しめる、素敵なお住まいとなりました。

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