COLUMN

設計士が魅了される建築 【鈴木大拙館】

こんにちは、ディレクトです。

設計士や建築家と言われる人々の多くは、建築物を設計するだけでなく、他の人が造った建物を見て歩くことも好きです。

世界には、数多くの建物が存在しますが、心の琴線に触れる建物に出会った時は、言葉にできない感動を覚えます。

それが、自分の設計や考え方に良い影響を与えることも少なくありません。

今日は、ディレクトの設計士が魅了された建築物についてご紹介したいと思います。

(引用元 www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

鈴木大拙館

鈴木大拙館は、金沢にある仏教哲学者・鈴木大拙の考えや即席を伝える美術館です。

小立野台地から続く斜面緑地を背景にした敷地に建てられています。

素晴らしいのは、建築単体の美しさではなく、ランドスケープを建築一部としてうまく取り入れ、鈴木大拙の世界感を空間で体現している点。

変化する自然を「空間の表情」としてデザインして、飽きのこない空間提案をしています。

住宅設計をする上でも、鈴木大拙館のように、室内インテリアだけではなく屋外空間までもデザインするように常に意識しています

例えば、眺望が良い敷地であれば大きな開口を計画したり、密集地であればプライバシー性を考えた外から見えない中庭を作るなど。

いかに「その土地の良い点を最大限に生かした計画」が提案できるかを心がけています。

一生に一度の新築住宅を建てるのですから、唯一無二の家づくりをご提案したいですし、その土地だからできることを大切にしたいと思っています。

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