COLUMN

DIRECT Photo Gallery【バルコニー・デッキ】

こんにちは、ディレクトです。

夏休みが始まり、ご家族でのアウトドアが楽しい季節です。

とはいえ、今年の夏もコロナ対策で外でのマスクは必需。

屋外だと何となく気を遣ってしまうという方は、おうちで思い切りアウトドアな夏を楽しんでみてはどうでしょうか。

今日は、「バルコニー」や「デッキ」の事例を集めてみました。


海を望む立地を生かしたくつろぎのバルコニー。

海風を感じながら、自然に身をゆだねて穏やかな時間を過ごせます。

刻一刻と景色が変わり、旅に出かけたような非日常空間を楽しめます。


1階LDKからフラットに続くウッドデッキ。

さらに芝生が広がり、開放感のある屋外空間に。

ジャグジーで贅沢な時間を過ごしたり、お子さまとプール遊びをしたり、のびのびと過ごせます。


最近は、2階LDK横にバルコニーやデッキを計画される方が増えています。

こちらのお住まいのように、外からの目線を入れない高めの壁を設ければ、プライベートな時間を楽しむ場所になります。


夜になれば、昼間とはまた違った表情がみられるのもバルコニーやデッキの面白さです。

室内から漏れ出る灯りや足元灯の落ち着いた雰囲気で、ひとり静かな時間を過ごせます。

夜風に当たりながら、お酒を楽しむのもいいですね。

バルコニーやデッキで過ごす時間は、子ども達とのプール遊び、非日常の贅沢感、BBQ を楽しむ心弾む時間など、おうちの中で過ごすのとはまた違う価値があるように思います。

また、日常のメンテナンスなどを考慮して、樹脂製デッキをおすすめしていますが、天然木のデッキも施工可能です。

お客さまのご要望とライフスタイルに合わせて提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

住まいの条件

こんにちは、ディレクトです。

家づくりをしようと考えた時に、性能もデザインもとあれもこれもと夢ばかりが膨らみ、予算も膨らんでしまうということがあります。

しかも、これまでの経験から言うと、ご夫婦で意見は必ず分かれます。

意見の食い違いでなかなかイメージがまとまらないということも、少なくありません。

そんな時、どのようにして家づくりの条件を絞り込んでいったらよいのでしょうか?


特に、意見が分かれやすいのが、家の雰囲気を決める「」。

一般的に女性はナチュラル系を好み、男性はモノトーンや濃い色を好みます。

色ひとつで意見が分かれるのですから、様々な物を決めていかなければならない家づくりで、1つの住居を創り上げることは大変です。

おすすめなのは、場所ごとに「どちらの意見を尊重するか」を決めておくことです。

その時は、その場所をより多く利用する方が主導権を握るとよいです。

例えば、キッチンや水回りは奥さまが決める。

リビングや外観は、ご主人が決めるなど。


そのために、ディレクトでは、初回のお打ち合わせ前にお伝えしていることが2点あります。

1点目は、「必ずご夫婦の意見は食い違う」ということ。

2点目は、だからこそ「まずは家づくりでやりたいこと、気になっていることをご家族で話し合い、イメージ画像を探す」ことです。

話し合う際に大切なのは、その理想の家で「どんな暮らしをしたいか?」です。

具体的に文字や画像に落とし込むと、どんな家で、どのような生活をしたいのかが、よりリアルにイメージできます。

それでも、なかなか条件を絞り込めない場合もあります。

その時は、私たち設計士にお任せください

お打ち合わせ時には、同じ条件で建築した施工事例を見ながらイメージを聞き取っていきます。

そして、「誰のための家づくりか?」、「どんな暮らしをしたい家なのか?」をもう一度見直し、たくさん対話をしながら譲れないポイントを洗い出していきます。

最後に、ディレクトらしさをプラスして、お客さまが期待する以上の住まい空間をデザインさせていただきます。

光と開放感を感じるコンパクトな家 【I House】

こんにちは、ディレクトです。

今日は、シンプルなファサードデザインのコンパクトな新築住宅「I house」をご紹介します。

建物自体はコンパクトなのですが、リビング横に約6帖の中庭があることで光と開放感を感じられるため、実際のコンパクトさや窮屈さを感じさせません。

リビングは、中庭の窓と吹き抜け階段からの柔らかな光で、明るい空間になっています。

中庭の囲いは、2階のフロアほどの高さで設計し、人の目を気にすることなくおうち時間を楽しめる“プライバシーの守られた空間”に。

ご家族の時間を大切に考えました。

リビング階段の上部には、四角いサッシ天井ファンを設けて開放感を演出。

降り注ぐ自然光と心地よい風が、家族を優しく包み込みます

そして、階段下にはちょっとした書斎をお造りしました。

足元を掘りごたつの様に一段下げて、コックピットのようなコンパクトなサイズ感とアンダーな雰囲気がなんとも落ち着きます

集中して仕事をしたり、お子さまの学習スペースにしたり。

時にはご主人の趣味スペースになったり…。

多彩なアイデアで暮らしを楽しむための空間になっています。

また、寝室にも、中庭に出ることができる大きめのサッシをご提案しました。

朝は太陽の光を浴びてスッキリ目覚め、夜は月を眺めながら心地よい眠りにつく

そんな素敵な時間を、暮らしの中で感じていただけるのではないでしょうか。

暑い夏も快適に暮らす

こんにちは、ディレクトです。

年々、夏の暑さが厳しくなっているような気がしています。

熱中症にならないためにも、冷房を上手く活用して過ごしたいですが、光熱費が…と心配になることも。

そんな時は、窓を開けるのがおすすめです。

夏は、南北に風が通り抜けてとても心地よいです

日陰でこの爽やかな風を感じていると、暑さを忘れて夏の気持ち良さを感じられます。

時々お客さまから、「大きな窓の家は夏暑くないですか?」と聞かれることがありますが、最近の住宅は断熱性能も優れていますし、きちんと対策をした家ならば心配はいりません。

しかも、ディレクトが標準で使用している窓ガラスは、二重構造の窓に空気の層を取り込んだ「Low-Eガラス」。

遮熱性と断熱性で太陽の日射熱をカットし、室内を涼しく保ってくれます

通常は、一部の窓だけをLow-Eガラス仕様にする家が多いのですが、ディレクトの場合は全窓をLow-Eガラス仕様に。

さらに、空気の層により高断熱な「アルゴンガス」入りの物を採用しています。

ここまで窓の性能にこだわるのは、憧れのデザインも過ごしやすさも、どちらも叶える住宅デザイン設計をご提案したいと考えているからです。

もちろん、夏を快適に過ごす工夫は、窓の性能だけではありません。

大きな開口部に日除けの庇を作ったり、少し長めにオーバーハング(上階部分が下階よりせり出ている部分)を取ったり、工夫の仕方は色々あります。

夏の暮らしをより快適にしてくれて、お客さまのご要望も叶える家をデザインしたいと思っています。

設計士が魅了される建築 【ミュゼふくおかカメラ館】

こんにちは、ディレクトです。

世界には、多くの人を引き付けてやまない「名建築」が存在します。

それらは、案外身近な場所にも。

今回ご紹介する【ミュゼふくおかカメラ館】は、富山県高岡市にあるカメラと写真・映像文化の魅力を伝える美術館です。

日本を代表する建築家・安藤忠雄さんが設計されました。

印象的な外観は、無機質なコンクリートと曲線を組み合わせた独特な雰囲気に包まれています。

内部も全てコンクリート打ち放しで無機質な空間ですが、柔らかい光の取り入れ方とその光によってできる影に、安藤忠雄さんらしい建築デザインを感じます

開放的な館内は、スロープも展示経路として計画されています

2階から階下へ降りる時も鑑賞を中断することなくスムーズに進めて、「移動=鑑賞」というムダのない動線が素晴らしいです。

じっくりと作品の世界に浸ることができます。

美術館としては小規模建築になりますが、「デザイン」と「ムダのない展示動線」によって、こんなにも見応えのある建物になるのだということを体感し、住宅設計でも活かしたいと考えるようになりました。

すばらしい建築に出会うと、心の琴線に触れるような体験が、自分の設計や考え方にも良い影響をもたらしてくれます。

みなさんもこの身近にある名建築を、ぜひ一度体験しに出かけてみてください。

*画像引用元:「ミュゼふくおかカメラ館Facebook」より