COLUMN

CATEGORY :「家づくりコラム」に関連する記事一覧

ラグジュアリーで心地よい空間

こんにちは、ディレクトです。

最近はコロナウイルスの影響でめっきり旅行に行く機会が減りましたが、旅行先での宿泊も旅の楽しみのひとつ、という人は多いのではないでしょうか。
ホテルや旅館のラグジュアリーで心地よい雰囲気が、旅の思い出に印象深く刻まれることも少なくありません。
そんな素敵なホテルに滞在できた時には、「これが自分の家だったら…」と思ってしまいます。

ディレクトに家づくり相談をされるお客さまのなかにも、ホテルや旅館のような高級感のある雰囲気や、心地よい空間づくりをしたいという方もいらっしゃいます。
そのような場合は、仕上げ材や色あい、照明による見せ方などを工夫することで、お客さまに合わせたラグジュアリーで居心地の良い空間をご提案しています。

素材で高級感を演出するならば、床や壁を石(大理石)で仕上げたり、外壁を左官やタイルで仕上げたり、金属やガラスを取り入れたりと、店舗やホテルで使われているメーカーの素材や仕上げ方法を用いています。
一般的な住宅会社では使わない素材を取り入れることで、他とは違うラグジュアリー感溢れる空間になります。

雰囲気で魅せるならば、色使いや統一された空間コーディネートで高級感を演出できます。
例えば、白一色で仕上げたり、床の無垢材をダークな色で仕上げたり。
造作家具によるトータルコーディネートや、照明器具や照明設計で作るくつろぎの雰囲気が、ホテルライクな空間を作り出してくれます。

また、素材や雰囲気だけでなく、デザインでも高級感を出すこともできます。
特に外観の顔であるファサードは、重厚感のある形や、余計なものをそぎ落とした窓のないデザインなど、シンプルでどっしりとした印象のデザインでラグジュアリー感を演出できる場所です。

日常を過ごす空間が、旅先のホテルのようなくつろぎ感あふれる空間になるように、心地よい家づくりをご提案したいと思っています。

設計士が魅了される建築 【とらや工房/東山旧岸邸】

こんにちは、ディレクトです。

建築に携わる仕事をしていると、行く先々で何よりも建物に目がいきます。

思いがけず「素敵だな」と思える建築に出会えると、とても嬉しくなります。

これまでに何度もそのような経験をしてきましたが、今日はその中から、強く心惹かれた建築「とらや工房」と「東山旧岸邸」をご紹介します。

とらや工房」と「東山旧岸邸」は、建築家の内藤廣氏によって設計された建物で、静岡県御殿場市の約5,600坪の広大な自然の中に建っています。

とらや工房」は、言わずと知れた和菓子の老舗「虎屋」が運営する、和菓子カフェです。

敷地の入口には、昭和2年からこの地に建つ落ち着いた趣の山門があります。

その山門を通り、竹林の中の散策路と自然を楽しみながら5分ほど歩いてくと、工房が見えてきます。

工房は、庭を取り囲むように緩やかな扇形のカーブを描き、販売所や和菓子を作る厨房はガラス張り、喫茶スペースは半屋外で、庭や空と心地よくつながるオープンな建物となっています。

外観はモダンに見えますが、内部は木をふんだんに使用した和菓子カフェらしい落ち着きと軽やかさがあります。

とらや工房をさらに奥へと進んでいくと、「東山旧岸邸」があります。

東山旧岸邸」は、元首相・岸信介が73歳から晩年を過ごした自邸として1969年に建てられました。

設計は、近代数寄屋建築の巨匠と言われた吉田五十八氏

首相を退任した後に過ごした家ですが、要人を招く機会があったことから、建物はパブリックスペース(居間、和室など)・プライベートスペース(寝室など)・サービススペース(台所など)でゾーニングがされています。

居間や食堂の窓は引き込み戸で、それが額縁のような効果をもたらし、開放感抜群の大開口から見える庭はまるで絵画のよう!

訪れた秋は、美しい紅葉を見ることができました。

食堂には12人座れる大きなテーブルがありますが、岸信介はテーブルの中央やお誕生日席ではなく、庭の景色が綺麗に見える“角の席”がお気に入りの指定席だったそうです。

とらや工房・東山旧岸邸とも、自然に触れる心地よさを建物にも取り込んで設計されており、椅子に腰かけて景色を眺めていると、「ずっとここに居たい」と思わせてくれる場所でした。

最近の住宅においても、「家の中から、外の景色・庭・空がどう見えるか」が重要視されるようになってきています。

とらや工房と東山旧岸邸での感動を心に留め、居心地の良さを最大化できる家づくりを大切にしていきたいです。

シンプルに暮らす

こんにちは、ディレクトです。

シンプルなデザイン
これは、私たちが建築のデザインや設計で大切にしていることです。

使う色は、多くても3色まで。
ハイドアを採用し、ドアと壁の色を同色でまとめて存在感を消し、スッキリ見せる。
ニッチなどは極力作らず、雑然とした印象を与えない。
生活感が出る収納は、壁の裏に作って表に見せない。
など、ディレクトらしいシンプルで洗練された空間をご提案しています。

いろんな色を使いたい、いろんな素材を使いたいなど、ついアレもコレもと欲張りになってしまうかもしれませんが、それこそごちゃごちゃしてしまう原因です。

幸いなことに、ディレクトのお客さまは、ミニマリストな方やシンプルにかっこいい家を作りたいという方がほとんど。
私たちが考える、「シンプルなデザインの家づくり」と同じ想いを持っていらっしゃいます。
シンプルなデザインは飽きがこず長く愛着を持つことができます。
何十年と暮らす家こそ、シンプルなデザインで。
そうすれば、そこに暮らす人もシンプルで心地よい暮らしを叶えられるのではないでしょうか。

DIRECT Photo Gallery【ダイニング照明】

こんにちは、ディレクトです。

家全体のテーマやテイストは、LDKが中心になることがほとんどです。

そのテーマやテイストを決める一つに、ダイニングの照明が大きな役割を果たしています。

照明は、ただお部屋を明るく照らすだけの物ではなく、インテリアのアクセントになって雰囲気を引き立てたり、光と影の陰影が空間に奥行き感や独特の表情を生み出したりする重要なアイテム。

選ぶ照明によって、空間の雰囲気は大きく変化します。

今日は、空間をより豊かに演出してくれる「ダイニング照明」の事例をご紹介します。

  

ダイニング照明は、ダクトレールから吊り下げたり、ピンポイントで位置を決めて吊り下げる「ペンダント照明」がおすすめです。

目を引くインテリアのポイントになったり、温かな印象を与えたり、陰影で素材の良さを引き立てたりと、色々な表情で心地よく過ごせる雰囲気を演出してくれます。

昼間と夜に明かりを灯した時では、空間の印象も変わりますね。

Louispoulsen(ルイスポールセン)、FritzHansen(フリッツ・ハンセン)、FLOS(フロス)、Artek(アルテック)、TOM DIXON(トムディクソン)、Mdulex(モデュレックス)などのデザイン性の高い様々な照明の中から、空間に合わせた物を選びご提案しています。

  

照明を複数付けると、また雰囲気が変わり、ダイニング空間に華やかさをプラスしてくれます。

照明の個数や高さは、印象を決める重要なポイントです。

ディレクトでは、知識や経験を基に、照明の個数や配置、取り付け高さに至る細かなところまで考えて照明設計をしています。

お客さまが期待する以上の空間を目指して、ライフシーンに合う「照明プラン」を提案させていただきます。

造作家具

こんにちは、ディレクトです。

家づくりの計画中は、みなさん新しい暮らしを想像し、ワクワクしながら造り上げていくのではないでしょうか。

この時に思い描くのは、設備も家具も全てが揃った空間での楽しい暮らしぶり。

その想いを叶えていただけるよう、ディレクトでは空間の雰囲気に合わせた造作家具をご提案しています。

家具を造作するメリットのひとつは、サイズ感。

ディレクトの造作家具は、設計士が空間に合わせた色合いやサイズでコーディネートします。

希望のサイズでお造りすることで、スッキリ見せたりシンプルさをより際立たせたり、『空間』をまとめることができます。

もうひとつのメリットは、仕上げ素材を選べること。

木、モルタルなど、イメージに合わせた希望の仕上げ素材にすることで、家全体のバランスが整って空間の『雰囲気』を作ることができます。

造作家具で多いのは、TVボードや洗面カウンター、ダイニングテーブルです。

例えば、壁幅いっぱいの長いTVボードは、高級感のある雰囲気を演出してくれます。

キッチンと一体型の造作のダイニングテーブルなら、家族との会話がもっと広がりそうですし、面白いデザインの蛇口が付いた洗面カウンターなら、朝の身支度も楽しくなりそうです。

ディレクトでは店舗設計も多く手掛けているので、一般的に住宅では使われないような珍しいデザインの素材を選ぶこともできます

その他にも、住宅ならキッチン収納やドレッサー、デスクスペース、店舗建築では使いやすい仕様の什器やディスプレイ用の飾り棚など、お客さまのご要望に合わせた家具をお造りしています。

造作家具でコーディネートされた空間は、既成家具を選ぶよりずっと自分たちらしい洗練された仕上がりになります。

世界にひとつだけのオリジナル造作家具は、空間と雰囲気づくりのプロである私たちにお任せください。