COLUMN

設計士が魅了される建築 【豊島美術館】

こんにちは、ディレクトです。

世界には数多くの建物が存在し、その中には、多くの人々を惹き付けてやまない「名建築」と言われるものがあります。

私たち設計士は、自分で設計するだけでなく、それらを見て歩くことも好きです。

素晴らしい建物を目の前にすると、言葉にできない感動に心が震えます。

そして、自分の設計や考え方に良い影響を与えることも少なくありません。

今回ご紹介する【豊島(てしま)美術館】もその一つです。

(引用元:benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

豊島美術館は、香川県の瀬戸内海にある小さな島「豊島」にある美術館です。

美しい棚田が広がる高台にあり、目の前に穏やかな瀬戸内海を望むことができます。

「美術館」ではありますが、普通の美術館とは違って展示されている物はなく、建築自体が作品となっています

設計は、建築家の西沢立衛さん

建築家・妹島和世さんと共同設計した「21世紀美術館」でも知られる建築家です。

豊島美術館にあるのは、白い大きなカーブに2つの穴が開いた洞窟のような「母型」。

この中では、地面の至る所から湧き出るように水滴がこぼれていくインスタレーションがあるのみ。

耳を澄ますと、開口部から鳥の声や木々の擦れる音などが聞こえてきます。

水滴の不規則な動きや天候、時間によって見え方が変わるのが面白く、静かに空間に身を置いて自然との融合を感じていると、いつの間にか時間が経ってしまっている不思議な建築です

自分自身と自然の環境、建物が一体となり、他にはない空間体験が味わえます。